ショウノウでショウノウボート作り

今回は樟脳を使ったおもちゃ作りを行いました。

 

動画 (いつもご協力頂いている先生の動画を拝借しています)


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・樟脳とは?

 ショウノウとは、クスノキからとった芳香のある半透明の結晶を指す。ケトンの一種で(C₁₀H₆O)主に防虫剤に使用されるもので、はっかと似たような強く清涼感のある香りが特徴的である。昔にはカンフル剤として使用されたこともある。また、結晶は簡単に崩すことが出来るため、扱いには注意が必要である。また、製造工程としては、水蒸気蒸留を用いていると考えられ、ハーブオイルなどの精油を得る方法と同じと推測される。

 

今回作成したボートは後ろにパイプを詰めてその中にショウノウを詰めるもの、隙間を作り挟むもの、上に受け皿を作り、水面に少し触れる程度の深さに掘った後にそこへショウノウを載せるモノを考案したが、動画中で分かる通り、隙間を作り挟むものが一番良い結果を得られた。以下、作成手順を示す。

 

①発泡スチロールを縦3㎝、横2㎝、厚さ0.5㎝にカットする。

②前方を二等辺三角形に切り、後方はエンジンになるショウノウを挟むためのくぼみ

を、少しせま目に作る。

(狭く作る方がショウノウを詰め込んで落ちにくいエンジンを作ることが出来る。)

③広めの水槽を用意して走らせてみる。

(外側が円形の桶等を用意すると、端に当たったとしても綺麗に走り続けるためオススメ)

 

走る原理についてだが、これには表面張力が関係していると考えられる。ショウノウは表面張力を弱めてしまう。表面張力が弱まった方(今回はボート後方)に水分子が流れていき、その流れが推進力となってボートが進むと考えられる。

もしくは、ショウノウが表面張力を弱めることで、より表面張力の強い前方の水面に引き寄せられる形で船が動いていると考えられる。つまり、表面張力が均等ではボートは動かないが、表面張力の強さの偏りが生まれることによって、表面張力の強い方へボートが引っ張られていると考えられる。