今回は単極モーターを作ってみました。
(※極をつなげて通電させると発熱するので長時間の使用は厳禁。連続使用の場合は一定時間空けること)
動画
・準備物(銅線版)
銅線(太さ0.9㎜、長さ5m)、単3アルカリ電池、ネオジム磁石(直径13㎜) 4個、テープ、厚紙、スティックのり
《銅線単極モーター作成手順》
- スティックのりに銅線を5巻き程巻き付けて、電池の直径よりも大きいコイルを作る。
- 電池のプラス極に厚紙で囲いを作り、テープで固定する。(※プラス極の端子よりも穴は小さくすること)
- 電池のプラス極とマイナス極に銅線が触れるように、銅線の端を曲げて整える。(※根気強く調整をすること。両端が電池と接続すると発熱するので、特に注意を払うこと)
- 回転が始まったら観察する。(※長時間回転させずに早めに銅線を外す)
【アルミホイル版単極モーター作成動画】
自作してみました
・準備物(アルミホイル版)
アルミホイル、単3アルカリ電池、画鋲(ステンレスよりも真鍮が良い?)、テープ、磁石(ネオジム磁石より弱いもの推奨。詳細は動画へ)、鉛筆
【使用磁石】
《アルミホイル版単極モーター作成手順》
- 磁石をアルミホイルで包む。
- テープの粘着面から画鋲を通し、電池のマイナス極に張り付ける。
- プラス極に磁石を張り付ける。この時、電池が立つように、押し付けて磁石に包んだアルミホイルを凹ませる。(安定して立つので)
- アルミホイルを縦4㎝、横20㎝の大きさに切り取り、四等分に折る。
- アルミホイルの端から3㎝のあたりを折り曲げ、逆の端と重ね、テープで留めてリングにする。
- アルミホイルの画鋲を触れさせる部分に鉛筆でくぼみをつける。(※穴が開かないように注意)
- アルミホイルリングの下部が磁石に触れるように形を調整し、通電させたのち回転させる。(※通電すると発熱するのですぐに回転させる。また、長時間は使用しない)
【別バージョンアルミホイル単極モーター(回転系)】
・準備物
ネオジム磁石(直径13㎜) 5個、アルミホイル筒用(縦6.5㎝、横7.3㎝)、磁石を包む用(縦5.5㎝、横3.3㎝)、心棒(直径1.7㎝)、テープ、単3アルカリ電池
・操作
- 心棒に筒用アルミホイルを、心棒の先が下から5.3㎝のところに合わせつつ巻き、テープで留める。その後余白をたたんで筒にする。また、心棒でたたんだ上部を叩く等で圧着する。
- ネオジム磁石をアルミホイルで包んで電池のマイナス極に取り付ける。
- 筒をプラス極に触れさせ、下部を磁石に触れさせて回転させる。
電池を立てるのではなく壁や板等に横向きに固定して筒を被せる(かける?コートをかけるように)と接触して良く回るかもしれない。
※発熱があるので注意。また、アルミを巻くのは摩擦を軽減するコイルのブラシ的な役割。
監督官をしていただいている先生のブログ(らくらく理科教室)はこちら→らくらく理科教室 (sciyoji.site)
先生のYouTubeチャンネルはこちらから→らくらく科学実験 - YouTube
※都留文科大学理科教育の一環