今回は化石のレプリカを作ってみました。
型を作る動画【※先生の動画です】
レプリカ作成の様子
・準備物
シリコン型、新聞紙、紙コップ、100mlビーカー、セッコウ 40g、水 31g(26gの方が冬でも固まるみたい…)、割りばし、歯ブラシ、絵の具(パレットは紙コップでも代用可能)、筆(色を幾つ使うかによって、本数は変わる)、紙コップ、保管用の袋、ホットプレート(無くてもよい)
・操作
- 新聞紙を机に敷く。
- 紙コップにセッコウ40gをとり、水31gを加えて割りばしで混ぜる。(※水と混ぜると固化が開始するので、もたつかず焦らず急ぐ)
- セッコウ水を半分ほどシリコン型に注ぎこみ、歯ブラシで型の溝につく泡を取り除く(取り出したとき、表面が綺麗に出来上がる)。使った歯ブラシはすぐに水洗いすること。
- 残りのセッコウ水を全て注ぎ入れる。
- 完全に固化するまで20分ほど待つ。待つ間は他のことをするとよい。(※環境によって固化する時間に若干の差がある可能性あり)
- 固化したレプリカを丁寧に取り出す。
- ホットプレート上で加熱、水分を除いておく。(10分程度。今回はこの手間を省いている)
- 冷ました後、絵の具で着色する。
- 乾かした後、袋や容器で保管する。
・留意点
- 歯ブラシはなるべく早く洗わないと、再利用できなくなるので注意。
- 着色はセッコウが完全に乾燥してからが良い。色が付きやすい。
- 割れやすいので保管に注意する。しかし、割れたとしても、セッコウ水(水を少なめにした方がすぐに固まるのでそれを用いるとよい)を接着剤として使えば復元できるため、割れたとしても焦らない。本物の化石復元みたいで楽しいとするとよいかも。
着色は自由。昔の生物の色は分からないため好きな色を付けるとよい。生物の進化や地層、示準化石を学ぶ際に用いるとよいと考える。
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※都留文科大学理科教育の一環