チョークで蛍光色素の展開

今回は毛細管現象を用いて蛍光色素を展開してみました。

 

※動画は都留文科大学理科教育法の模擬授業の一部

 

動画

youtu.be

 

・準備物

チョーク 1本(多孔質のもの。硫酸カルシウム、セッコウカルシウムのものが良い)、ペットボトルキャップ、輪ゴム、蛍光マーカー、はさみ、テープ、ブラックライト、洗瓶

 

・操作手順

  1. チョークに、輪ゴムをかけるための溝をつける。(※柔らかいチョークなので爪でやることも可能。今回はハサミの刃で押し切るような形で溝を作った)
  2. 輪ゴムを切って1本のひもにし、ペットボトルキャップの両端にテープで取り付ける。(※綺麗に取りつけないとチョークが上手く立たないので注意)
  3. チョークの下部に蛍光マーカーで色を付ける。
  4. 輪ゴム付きペットボトルキャップにチョークを立て、輪ゴムを溝に引っ掛けて固定させる。そこに洗瓶で水を一杯に注ぎ、色素の展開を観察する。
  5. 部屋を暗くして展開した色素をブラックライトで照らしてみる。

 

・留意点

  • 使用するチョークによっては出来ない場合があるので注意する。
  • 蛍光マーカーは前回同様青を避けるとよいかもしれない。
  • 溝を作る際はケガをしないように注意しつつ、軍手などで対策をするとよい。もしくは、爪で溝を作る方向にすると手間がないだろう。
  • 持ち帰りを考えると、チョークは水を吸って濡れているので、ティッシュペーパーにくるんだり、チャック付きポリ袋に入れるとよい。

 

これも前回同様、同じ仕組みである。

今回使ったチョークは硫酸カルシウム(一般には石膏カルシウムとの表記も)のもの。多孔質なチョークでないとインクを吸わないので出来ない。

 

前回記事はこちら

vcpteam.hatenablog.com

 

毛細管現象について

vcpteam.hatenablog.com

 

(参考にしたメンバーのブログ)

science-memo.hatenablog.com

 

監督官をしていただいている先生のブログ(らくらく理科教室)はこちら→らくらく理科教室 (sciyoji.site)

 

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都留文科大学理科教育の一環

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