【概要】
ブタンガスの性質や扱い方を提示する映像教材の作成。
動画
・準備物
ブタンガスボンベ(赤色のガスライター用ボンベ)、付属アタッチメント、沸騰石 2個、点火用ライター、試験管 2本、ストロー、試験管立て、保護めがね、濡れ雑巾
・操作手順
- ガスボンベに付属アタッチメント(口が細いものを使用する。また、ストローの口径にぴったり合うものが良い。)をつけ、さらに6~10㎝程度にカットしたストローをアタッチメントに取りつける。
- アタッチメント等を取り付けたガスボンベから、ブタンガスを試験管に注入する。(入れる際は冷たいので注意。量は2㎝程度で十分)
- 沸騰石を入れ、様子を観察する。また、素手で試験管を温めるとどうなるか試してみる。(試験管側部を触ると冷たいので注意)
- 点火用ライターを用いて試験管上部に点火する。(※この際、手で温めながらは危険なので、試験管立てに置いてから点火するとよい)
- 火のついている試験管を温めたり、試験管を揺らしてみて、炎にどのような変化が見られるか観察する。
・留意点
- 必ず濡れ雑巾を用意し、もしもの事態に対応ができるようにしておく。乾いていると、机にブタンガスをこぼした際、消火しにくい。
- 気化しやすいので、点火の際には十分に注意を払い、試験管立てに立てた状態で点火するとよい。また、燃えやすいものを近くに置かず、保護メガネを必ず着用すること。
- ガスはとても冷たいので、軍手などをして作業をすると良い。
- アタッチメントだけでもガスをとることは可能だが、手に付着する可能性があるのでストローで口を伸ばすとよい。しかし、ストローが長すぎるとガスが気化してしまい採取できなくなるので注意。
- 点火後、試験管を持つ際は周囲の安全を確認したうえで注意して操作を行うこと。
- 手で温めると気化が一気に進むので注意。
原理
詳しい解説はこちら→ブタンガスの蒸発熱 - VCPteam’s blog (hatenablog.com)
監督官をしていただいている先生のブログ(らくらく理科教室)はこちら→らくらく理科教室 (sciyoji.site)
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※都留文科大学理科教育の一環