【概要】
魚の体の構造をブラックバスを用いて行う。
動画
準備物
釣竿(今回は竿に自作パーツを取り付けて作成)、えさ(今回はミミズ)、ビニール袋(捕獲した魚を入れる用)、トレー、解剖バサミ、ピンセット
操作手順
- 針にミミズを取り付け、ブラックバスを釣り上げる。(※針を隠すようにミミズの体の中に針を通して、針先を隠す。おおきく振りあげない。周りの人や木に引っかかって続行不可能になる)
- 釣り上げたブラックバスの口から針を抜いてビニール袋に入れる。
- 持ち帰り、トレー上で解剖を行う。腹に解剖バサミで切込みを入れ、内蔵を傷つけないように刃先が丸い方を内蔵側に向けて腹を切り開く。
- 魚の半身のどちらかを上にし、腹の切込みから背ビレに向かって前後に切れ込みを入れて腹を開く。
解説
通称ではブラックバスと呼ばれるが、オオクチバスという。原産がアメリカ合衆国の外来種であり、平成17年に特定外来生物に。肉食性である事、日本にはブラックバスを捕食する肉食魚がいない(天敵がいない)こと、産んだ卵を親(雄)が保護する習性があるため、爆発的に個体数を増加させている。ブラックバスが大陸各地を移動出来ないことから、釣り人のマナーが問われることもある。増えたブラックバスが餌を求めて日本の在来種の魚達を食い尽くしてしまい絶滅させる恐れがあることが危惧されている。その為、ブラックバスを観察対象として用いるのは駆除と保護の観点でも都合が良い。
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