シャボン玉は常に虹色なのか?

【概要】

光の干渉や膜の厚さにより、見える光の波長が変化することについて確認する。

 

動画

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準備物

シャボン液(台所洗剤と水道で作成可能。洗剤:水道水=1:10を基礎に、割れやすい場合は洗剤を足したり、スクロースや砂糖、はちみつを加えて膜の強化を行う。)、ストロー(先を4つの足が出来るように切り開く)

 

解説

 シャボン液は虹色ではないが、膨らませると虹色に見える。これはシャボン玉の膜の厚さによって反射される光が違うこと、表面の反射光と内部からの反射光が干渉していることによる。また、シャボン液は重いので、虹色に輝く部分が下に下がっていく様子が分かる。下に液が落ちていく分上部は薄くなるが、膜の厚さによっては実は虹色に見えなくなる。虹色に見える膜の厚さには範囲があるため、厚すぎる(容器に入れた液体を膜の一部とみると)時や薄すぎる(液が下に落ちていくシャボン玉を見ると分かる)と虹色に見えなくなる。しかし、空中にいるときは虹色に見える時間が長く感じるが、これはおそらく空気の対流でシャボン球が回転しているため膜の厚さが偏りにくいのではないかと考えられる。

 

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