ガリガリトンボを作ろう!

今回はガリガリトンボを作ってみました。

 

動画

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・準備物

割りばし 1膳(割って2本に)、輪ゴム 4つ、クリップ(28㎜) 1つ、テープ

(※クリップは表面がつるつるしているものの方が良い。今回は、100均のメタリックゼムクリップを使用。)、プロペラ(ペットボトルを縦1㎝、横3㎝に切り取り、直径3㎜の穴を中央に空ける)

 

・操作

  1. ペットボトルを縦1㎝、横3㎝に切り取り、直径3㎜の穴を中央に空けてプロペラを作る。
  2. クリップを伸ばして割りばしの先端にテープで取り付ける。
  3. プロペラをクリップに通し、先端を曲げる。
  4. 輪ゴムでロープを作り、割りばしに結びつけ、その上からテープで固定する。
  5. 輪ゴムを割りばしに巻き付けて溝を作り、端を指で押さえる。
  6. 残りの割りばしで溝を擦り、プロペラを回す。

 

・留意点

  • 擦り続けていると輪ゴムが切れてしまうので注意。
  • 輪ゴムの端を固定していないので、巻きを一度解いて溝の間隔を変えたり巻き方を変更することが出来る。擦り方も変えていろいろ試してみるとよい。
  • マッサージ機を使うと回転が速くなる。

 

溝を擦ると棒やクリップが振動する。その振動は上下左右に揺れるものなので、割りばしの先端のクリップは楕円を描くように動く。先端が楕円を描くように動くことで、フラフープを回すときのようにプロペラが回転する。クリップの先端が人、プロペラがフラフープであると思うとイメージしやすい。振動が回転運動に変化するというわけである。楕円運動をさせるために、棒を斜めにして振動させると上下左右の振動ができやすいと推測できる。

また、擦り方によって回転方向や回転数に違いが見られるため面白い。さらに、回転していることが分かるように、プロペラに絵などを描くと良いだろう。画鋲等を用いないため安全性は高い。

プロペラの材質を画用紙など様々なものに変えてみるのも良いだろう。

 

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都留文科大学理科教育の一環

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