プラナリア観察

今回は、プラナリアを観察してみました。

 

動画


www.youtube.com

 

プラナリアは川や池といった淡水に住む生物で、綺麗な環境があれば生息が可能である。また、別名でウズムシと呼ばれることもある。

 

プラナリアの驚くべき点は、驚異的な再生能力である。動画内でもプラナリアをカッターで切断しているが、両方が動いて生きていることが分かる。別れた1個体の半分は、時間が経つにつれてやがて完全な2つの個体に成長する。また、その両個体には、元の1個体時の記憶が残っているという。

また、増殖方法は切断による分離・成長といった無性生殖だけではない。生存に関する条件(エサ、温度等)が悪化すると、自身の体の中に精子卵子を作り出し受精して、新たな子孫を残す有性生殖も行う。

 

切る時には死んでしまわないように水の中で切るようにする。また、切る前に、プラナリアを数日絶食させておかなければならない。食事をさせてしまった状態で体を切ると、自身の消化液が出て死んでしまう。また、水は綺麗なものを使用すること。

 

この再生能力は、医療関係で役立つことが期待されている。

f:id:VCPteam:20211004101946p:image

監督官をしていただいている先生のブログ(らくらく理科教室)はこちら→らくらく理科教室 (sciyoji.site)

 

先生のYouTubeチャンネルはこちらから→らくらく科学実験 - YouTube

 

都留文科大学理科教育の一環