肺呼吸の実験モデル

肺の機能が視覚的に分かる実験教材を作成した。

 

動画

 


肺呼吸の実験モデル

 

 

横隔膜の風船を引くことでボトル内の圧力が低下し、息を吸うことと同じように、肺に見立てた風船が膨らむ。逆に風船を押し込むと、上記と逆のことが起こり、肺は縮んでしまう。呼吸の体の動きと、横隔膜が呼吸にどのように関わっているかを理解することが出来る。可能であれば、BTB溶液を用いて、酸素と二酸化炭素の交換を見ることが出来るように改良することが出来れば、より詳細に呼吸の仕組みを理解することが出来ると考える。

横隔膜の風船は、風船の口を縛ったものを残して横隔膜として取り付けると、横隔膜を引っ張りやすくなり扱いやすくなる。肺と横隔膜では風船の大きさに気を付ける。大きくなくては横隔膜として取り付けられない。また、ペットボトルの底を切り取った際、切り口が風船を傷つけるため、やすりでしっかり削ることも大切である。また、空気が漏れないように穴を隙間なく防ぐことも重要である。

 

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都留文科大学理科教育の一環

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