火山噴火モデルを簡単に作ってみる!!

今回は、簡単に取り組めて楽しめる噴火モデルを作成しました。

 

動画


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動画で分かる通り、骨組みを作り(マグマだまりを小さなペットボトルで)、周りを粘土で形づくることで着色も可能である。また、マグマだまりを変えたり再利用すれば、同じ山で何度も同じ実験が可能になる。また、放置すれば乾燥して展示教材としても使用が可能になる。

また、石膏とPVAのりの配合によってマグマの粘り気を調整することが出来るので、マグマの粘り気による山のでき方の違いを再現することが出来る。必ず水を入れてのりを薄めておかなくてはならない。この水は、石膏が発熱反応を起こすためと、重曹が熱分解をして二酸化炭素を発生させるために必要だからである。

 

また、別の方法で噴火の様子を再現する方法もある。段ボールの破片を正方形に切り、真ん中に穴を空けて袋を通す。その中に石膏と水(場合によっては着色剤)を入れ、袋を握って中身を揉んで混ぜる。ある程度混ぜたら、固まる具合を見計らって上に絞り出すように袋の中身を押し上げる。すると、段ボール上にマグマが吹きあがり流れ出る様子を再現することが出来る。これも、配合によってマグマの粘度を変えることが出来るが、固まる具合で絞り出すには感覚をつかまなくてはいけないので、技量を磨く必要がある。

 

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都留文科大学理科教育の一環

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