ショウノウボート 応用編 身近のものでできるボート遊び

今回はショウノウを用いずに出来るボート遊びを実践してみました。

 

洗剤を用いたバージョンの動画


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水の交換は必要である。また、素材が段ボールであるので、複数回の使用には耐えられないのが難点である。(※使用した段ボールは厚めのもの。約5㎜)また、大きいボート(縦4㎝、横2.8㎝)は動きが遅いことから、大きなボートはあまり適さず、縦3㎝、横2㎝の大きさのボートが一番良い動きを示した。複数回操作を行いたいときは、こまめな水の交換と幾つかボートを用意する必要がある。また、洗剤を塗る時に爪楊枝を使うが、柄の部分で塗ると良い。しかし、素材が比較的簡単に手に入ることが利点と考える。

 

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マニキュアを用いたバージョンの動画(※マニキュアは洗剤でも代用可能)

 


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塗り方次第で様々な動きを楽しめる他、紙とは違い船体は何度も再利用できる。マニキュアを用いるとキャップに色素が付くのが難点。また、ショウノウと違い、洗剤の時よりではないがこまめな水の交換が必要である。水の交換の目安は船の動きが鈍いと感じた時が良い。(※毎回水を変えるのが最も良い)

ハサミ等を使わず安全に行えるが、手が汚れるので除光液の他、新聞紙を敷く等を行っておくと安心である。接着剤でも同様に遊ぶ事が出来るが、含まれるアルコール分や有機溶剤(特に酢酸エチルが関係か?)が表面張力を弱める為に動くと思われる。

また、爪楊枝等をキャップの真ん中に立てておけば、キャップの横を触らずに済むので手が汚れにくくなる他、マニキュアが塗りやすいと思われる。

 

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