煙が燃える?!燃える秘密は…
今回は、煙が燃えるという不思議な現象の原因について考えてみました。
動画
ボトル内に、初めに線香を用いて煙を充満させる。その次にエタノールをボトル内に回し入れ(ボトル全体に均等に回し入れることがコツ)、着火する。その際、着火は素早く行わなければいけない。大きな音がするため着火に時間をかけてしまうが、時間が経つとエタノールが蒸発してしまい、上手く火がつかない場合がある。
燃焼が起こると、ボトル内の煙が消え去り、雲が晴れた晴天のような状態になる。
何回か試行したが、燃焼のスピードがばらばらであった。一瞬で燃える場合もあれば、ゆっくりと燃焼し、煙が徐々に下がって上部がクリアになるパターンも見られた。
煙が燃焼速度に何かしら関与している可能性が考えられる。
煙が燃焼したようにも見えるが、燃焼による内部の気体の膨張により煙が外部に押し出されているとも考えられる。
(※燃焼時ボトルが転倒するので、必ず固定する。また、周りに燃えやすいものを置かない。エタノール入りの容器は火に近づけず、着火前に遠ざけておく)
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※都留文科大学理科教育の一環