りんご搾汁残渣から水素を得る実験

【概要】

りんごに付着している微生物を利用して、水素を得た後に水素燃料電池を用いてソーラーモータを稼働させる。

 

動画

youtu.be

 

準備物

バイオ水素エネルギー学習キット、イオン交換水、早生ふじりんご2個、おろし器、手袋、排水溝ネット

 

操作手順

  1. 手袋をした後、りんごをすりおろして排水溝ネットで絞る。その後、キットに搾りかすを入れて発酵を開始する。
  2. 発生した水素を捕集して燃料電池に通す。

 

留意点

  • 残った搾汁を扱う場合は、衛生等に気を付ける。

 

解説

 糖を利用して、嫌気性細菌が水素を生成する実験を行った。㏗が7.0に近くなり保つことができるように薬品を用いて緩衝液を作成し使用した。また、溶媒にイオン交換水をもちいたのは、消毒に使用される塩素による最近の死滅を防ぐ為である。

 

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こちらの文献を参考にさせていただきました→Chemical Education Journal, Vol.15, No.1 (utsunomiya-u.ac.jp)