今回はグミを躍らせてみました。
動画
・準備物
グミ(表面にコーティングがなく球状のものが望ましい。今回はコグミを使用)、炭酸水素ナトリウム(重曹)適量、ビーカー、メスシリンダー、水、砂糖、クエン酸、薬さじ
・操作手順
- グミを、ビーカーに入った炭酸水素ナトリウム水溶液に一日浸けておく。(※実験日の前日に準備しておくこと)
- メスシリンダーに、クエン酸を溶かした水を入れておく。(※後に濃度調整で砂糖水を加えるので、水は8割程度までに抑えておくとよい。)
- 炭酸水素ナトリウム水を吸ったグミを薬さじですくいだし、メスシリンダー内に投入する。その後の様子を観察する。
- 浮いてこない場合は、砂糖を多量に溶かした水を加えてみる。(※砂糖を大量に溶かした、高濃度の砂糖水を用意しておく)
- 浮いたまま落ちてこない場合は、メスシリンダーを軽く振って泡を落とす。
炭酸水素ナトリウムを用いているため、グミを実験後に食べることはお勧めしない。(※塩基性なので苦い味がする)
二酸化炭素(CO₂)がグミに付着した結果、重力<浮力となり浮き上がる。しかし、泡をとってしまえば重力>浮力となるのでグミは下に落ちていく。
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※都留文科大学理科教育の一環